「夢」というぐらいですから、布団の中で楽しい場面を期待ますよね。
普段できないような体験とか、一人笑いするようなやつを。
ところが、夢という現実は、そんなに甘くないようでして。
特に最近は、年齢なのか仕事のストレスなのか、心地良いエピソードはまれです。
代わりに、昔の苦い思い出などがちょくちょく出てまいります。
大学4年生の夏、ふと気づくと卒業するための単位がまだいくつか足りない。
いかん、この科目受講の届けを忘れていた。
今からでも申し込みは間に合うのか。
とにかく学生課の窓口に行かねば、あれ、学生課ってどこにあったか?
焦りながらフラフラと歩いていく。
あの科目、ずっと授業に出ていない。
もうすぐ試験なのに内容全く分からない。
ノート誰かに借りられないか。
ふと辺りを見わたすと、誰も知っている級友がいない。
一体どこへ行ったんだろうとうろたえる。
一体何科目要るんだろう、4科目、5科目?
いやしかし、今から勉強して間に合うのか。
一つも(試験)落とせないし、留年したら、就職もパーになる。
今更家族に、そんなこと言えないし。
ウワあ、どうしよう!
思わず叫んで、脂汗をかいて、ふと目が覚める。
こんな地味に怖い夢を、今だに見ることがあります。
いやはや、もう何十年も前のことなのに。
どうせなら、山が当たって見事試験を切り抜けたとか、
得意科目で先生から褒められたとか、
思い出して心地良いエピソードとてありそうなものなのに。
どうして、こう重苦しいものばかりなのか・・・
いやいや、当時勉強をさぼっていたことを、反省いたします。
夢にしろ、普段の生活にしろ楽しくありたいですね。
大げさなことはなくとも、日々平安。
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