グルメという言葉もすっかり一般用語になりました。
TVリポーターが「うまい!」「(肉)やわらかい!」と唸らない日はありません。
日本では、ありとあらゆる国の料理が見られ、食べられます(予算次第ですが)。
今や少々珍しいぐらいでは珍しくなくなりました。
以前「兼高かおる世界の旅」というレポートの元祖的番組がありました。
兼高さんが世界中を飛び回りその国の様子や料理などを紹介します。
(1959年から30年も続きました)
昭和40年台前半でしょうか、欧州の紹介でトリュフが取り上げられました。
当時、トリュフを知っている人なんてほとんどいなかった気がします。
ブタが、匂いをかぎ分けて地面を掘ると、真っ黒なかたまりが。
手で摘み取るのではなく、ブタが掘るんですよ。
傘の形ではなく、真っ黒なかたまりですよ。
これが超高級キノコ!?
確か、これを細かくきざみ、オリーブオイル等を加えパスタとあえていました。
一体どんな味なんだろう?
ウーンといくら考えても想像できませんでした。
今ではなくなってしまった、未知なる味への憧れを感じましたね。
子供の頃見たTV番組、ふともう一度見てみたいなと思ったりします。
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