多忙な毎日を過ごす大人に贈るとする、OJIトキ!ブログ

日々の出来事、感じたことなどを「OJIトキ!」的に綴っていきます。

2020.01.05

昭和のプロレス風景その5~ツームストン・ドライバー

明けましておめでとうございます。
令和初めてのお正月、やることは似ていてもどこか新鮮です。
そんな時にちょっと不気味なツームストンで恐縮ですが、
これが出ると思わず叫んでしまう甘美なるすご技です。

普通のパイルドライバーは、相手の首を両膝で挟み、それから
ドッコイショと腰を持ち上げドスンと脳天をマットに打ちつけます。
一方、ツームストン(パイル)ドライバーの場合は、
ボディースラムの格好から、相手を下向きにして首を両膝で挟み、
そのままマットにズドンとにたたきつけます。
これは、特に大型レスラーがやると迫力満点。

平成ですと、かのアンダーテイカーですね。
あの墓場からよみがえったような風貌の大男が、
無表情なままでフィニッシュに使うと、しびれます。

しかし、昭和時代にいたんですよ、凄い御仁が。
国際プロレスに登場したモンスター・ロシモフ。
あの身長220センチを超える大巨人アンドレ・ザ・ジャイアントの前身です。

当時は、ジャイアント時代よりスリムでしたが、それでも体重170~180キロ
はあったと思います。
ロシモフを初めて見た時はびっくりしました。
何というでかさ、そしてその割に結構動けるし技も使う。
その彼がこともあろうにツームストンを。
あんな巨人に、逆さまに抱えられ頭を膝で挟まれた瞬間、相手は、
「お~い、そいつはやめてくれ!」てな感じだったでしょうね。
ズッド~ン!!と響いた時、相手はギャーの声も出ない。

当時メーンイベントはほとんど3本勝負でしたから、あれを1本目に
使われたら万事休す。TV放映なんかされていたらアウトですよ。
そんなロシモフのツームストン、後年は禁じ手としたのか、
使わなくなってしまいました。
今や幻の大必殺技です。

 

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